スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

OSSAN IS ALIVE vol.2 出演者インタビューその1「鬼弦曹」

安定した刻みとパワフルなサウンド。
全身からほとばしる「気合」で見るものを圧倒するスパルタンなプレイスタイルが身上。
力と技を兼ね備え、特に奏者からの高い信頼と尊敬を集めているのが「鬼弦曹」。

いったいどんな音楽を食ったらそういう風になるんでしょう。
OSSAN IS ALIVE vol.2 出演者インタビュー「BAR おっさんの巣」

第1回目はW-ASANOのギターを担当する鬼弦曹です。

★鬼弦曹(おにげんそう)
千葉県出身・1978年12月14日生

○音楽との出会いは?

初めて「音楽」を意識して聞いたのは、小学校3・4年のときですね。当時、『ファイナルファンタジー2』をやっていて、ボス戦の音楽を聞いて「なんだろうこれ!かっこいい!」と思ったんです。その「かっこいい音楽」が聞きたくて、同じところばっか何回もやってたんですよね。ボス戦が始まっても戦わないでずーっと音楽だけ聴いてるっていう子でした。

それ以来ゲーム音楽を聴くのが大好きだったんですけど、その後親父と喧嘩をしてファミコンをぶっ壊されてしまったんです。
その理由っていうのが「ジュースを缶でそのまま飲んだから」。すごく下らないですよね(笑)。
で、俺も下らない!っておもって、コップに缶をガーンって叩きつけたんですよ。
そしたら親父がキレちゃって。「こんなもんやってるから行儀がわるくなるんだー!!」つって。
しばらくしたら庭のほうから「パキッ・・・パキッ・・・」っていう、プラスチックの割れる音がしてきましたね。あのときの音は今でも耳に残ってます。トラウマです。

そんな風に、しつけは結構厳しい家だったと思います。だから、今でもお米は最後の一粒までちゃんと食べますよ。

で、その後ファミコンがなくて「かっこいい音楽」が聞けなかったものだから、友達の家を巡ってはゲームの音楽を聞かせてもらうようになったんですよ。
「FF4買ったの?聞かせて!」つって。「やらせて!」じゃないんですよね(笑)。
最低1ループは聞きたいから「今町からでるんじゃねえ!!」とか言ったりしていました。
友達の家で聴いた音楽を必死で覚えて、家ではひたすら脳内再生です。
このあたりが俺にとって「耳コピ」の原点だった気がしないでもないですね。

○初めて買ったCD

上の兄弟がいると音楽を聴き始めるのって早かったりするんですが、俺は一人っ子でしたから、音楽を聴き始めたのって結構遅かったんです。クラスの友達が「いいよね!」とか盛り上がっている時に、一応「うんうん」ってうなずいてるんですけど、実は知らないっていう。

そんな小学校6年のとき、クラスではやっていたのがブルーハーツ。
スクーターのCMの曲で『リンダリンダ』が流れていて、クラスでも人気だったんですけど、俺はCDを持っていなかったんです。だから、「リンダリンダという曲名とサビ」以外は知らなくて、話についていけなかったんですよね。
それでいい加減ごまかすのも嫌だ!と思って、お年玉をはたいて、CDラジカセと一緒にブルーハーツの『THE BLUE HARTS』というアルバムを買いました。これが俺にとって初めて買ったCDです。

電気屋さんで上がパカッて開くタイプのSONYのCDラジカセを買って、一緒に「リンダリンダが入っているCDをください!!」ってお願いしたんですけどね。それだけじゃわかんねえだろ!って思うんですけど(笑)。
「一応探しとくよ」って言ってくれたんですけど、電気屋さんも戸惑ってましたね。無事に入手できてよかったです。

結局そのCDラジカセは高校卒業まで使いました。
ブルーハーツとかXの「俺ベスト」のカセットを作ってましたね。「俺がライブでやるならこれだろ!」っていうの。
レタリングシールは使わないで、ボールペンを使って「俺フォント」で台紙にインデックスを書いてました。
最後は上のパカッて開く部分がしまらなくなっちゃって。
辞書とかで押さえてたんですけど、さすがにもう限界ってことで泣く泣く手放しました。

IMG_0399_convert_20100321223928.jpg
▲これが鬼弦曹の「俺フォント」
「これがずらっと並ぶと結構みっちりしてて迫力あるんですよね」

○Xとの出会い

今でも大好きな「X」。出会いは中学1年のときですね。同世代のXファンと比べるとちょっと遅いほうだと思います。

文化祭の準備をしている時に、クラスの女の子が「音楽かけようよ!」って言って、流れたのがXの『紅』。そのときに雷が落ちたんです。
サビのハイトーンとか、静かに始まって激しく盛り上がる曲調とか、とにかく「なんだこれ、かっけえ!!」と思って。
それでXの『BLUE BLOOD』を買って、家で聞きまくりました。それ以来、自他共に認めるXバカです。

CA390744_convert_20100321224417.jpg
▲初めて買った「THE BLUE HARTS」と、Xバカになるきっかけを作った「BLUE BLOOD」

○ギターとの出会い

初めてちゃんとしたギターを買ったのは高校1年のとき。
これまたお年玉をはたいて、「Target by Fernandes」のHIDEモデルのギターを入手しました。

俺は「バンドやろうぜ」とか「GIGS」とか読んでいたんですが、俺にとっては、これ、ちょっとうまいこと言っちゃいますけど「ストラトタイプはステレオタイプ」と思っていたところがあって(笑)。色々なギターが並んでいる中で、いわゆる普通の形じゃないっていうところと、何よりもHIDEモデルというところにあこがれてこのモデルを選びました。

当時、俺らにとっては「Fernandes」って憧れだったんですよ。Xとか布袋とかみんな「Fernandes」のギターを使ってたし。
だから「Fernandesよりも良いギターなんて存在しない」とか思ってましたよね。

実は最初に手にしたのは家でホコリをかぶっていたギターだったんですが、これが、クラシックギターにスチール弦を張っているっていう無茶なシロモノだったんです。だから、本物のギターを弾いた最初の感想は「なんだこれ、弾きやすい!」でした。

初めて買ったスコアはhideの「HIDE YOUR FACE」。
はじめはXの「Jealousy」のスコアを買おうと思ってたんですが、オビに「演れるもんなら演ってみろ!」と書いてあって。黙って棚に戻しましたね(笑)。

○ギター漬けの青春時代

中学のときにバスケをやっていたんですけど、今でもそうなんですが、たとえばNBAなんて日本人の手の届かない世界だったんですよね。でもギターで世界で活躍している人はいるじゃないですか。だから「ギターなら努力しだいで世界で勝負できる!」とか思って。それで、ギターを手に入れてからはひたすら練習・練習です。

それこそ家に帰ってきてから夜12時ぐらいに寝るまでひたすらギターを弾いてましたし、休みの日は12時間とか弾いてましたね。同級生とのカラオケとか旅行とかも全部断ってました。「ギター持って行っちゃダメなの?じゃあ行かない!」って(笑)。
だから修学旅行とか大変でした。禁断症状が出掛かりましたよ。移動中もずっと左腕を指で押さえて運指の練習とかしてました。

初めてステージに立ったのは高校卒業した後です。高校生のときってバンドとか組んでいなかったんですよ。
学園祭にバンドで出るような子って、クラスの人気者みたいな人が多かったんですよね。
俺はクラスでも端っこのほうにいる子だったので、学園祭とかは歯軋りしながら見てましたね。
だから、いまだに高校時代までの知り合いって、俺がギターをやっていると言ってもピンとこないみたいです。高校時代の先生もビックリしてましたね。

その初めてのステージでは「JUDY AND MARY」のコピーをやりました。
前回の「OSSAN IS ALIVE」で『そばかす』をやったんですけど、懐かしいっていう以上に、当時はごまかしごまかし弾いていたフレーズが弾けるようになっていて、「自分も成長したんだなー」って感慨深いものがありました。

その後、大学では軽音楽部に入りました。そこではひたすらメタル・メタルで、メタルばっかやっていましたね。
途中で辞めてしまったんですが、そのときの知り合いからの紹介で、今のギターの師匠と出会ったんです。


○師匠の教えとギターについて

23・4の時に今の師匠と出会ったんですが、その師匠というのが一言で表すと「変わり者」って言う人で。
でも言っていることは本当に的を射ているんですよ。

はじめに教えてもらったのは「とにかく思いっきり弾いてみろ!」ということ。
ずっと一人で練習して運指とかピッキングとか「上手に弾こう」としてたんですけど、いきなりそれを全否定ですよ。
でも師匠いわく「メタルとかロックとか『アツい音楽』を弾くのに、運指とかピッキングなんて小さいことにこだわるな!」って。
それで、実際に俺が「これは無理だろう」と思ってるフレーズを簡単にカッコ良く弾いちゃうんですよね。
だからもう、それまでの価値観を全部ぶっ壊されましたね。斜に構えて「まあ話でもきいてやっか」みたいな感じで行ったんですけどね(笑)。

それまでって、すごいテクニックとか難しい曲とか、そういうのに価値があるって思っていたんです。
でも「それって自分にできないからカッコいいって思ってるだけじゃないの?」って師匠に言われて。
確かに、自分が本当に「カッコいい」って思うものって、そんなに難しいことをしているわけじゃないものが多いんですよ。

たとえば「X」にしたって、ちゃんと練習したら意外と簡単に弾けてしまうんです。でも「カッコいい」んですよね。
逆に、どんなに技術的にすごいことをしていて、「カッコいいなあ」と思っていても、ちゃんと「でもそれって本当にカッコいいのかな?」って考えてみると、自分が思うカッコよさとはちがってたり、退屈だったりすることもあるんです。
そんな風に、ただ憧れるだけじゃなくて、本当に「自分がやりたい、やってみたい」と思えるかどうか「考える」ことも師匠から学びました。

全力で、全身で弾くっていうスタイルは、そんな師匠の「ギターは気だ!」という教えによるもの。
よく「疲れないの?」とか聞かれるんですけど、そりゃー疲れますよ(笑)。
「力んでるよね」といわれたら、「そりゃ力むよ!」と思います。
だってメタルとかロックって、もともと怒りとかなんとかアツさを表現するジャンルだと思うし、小手先のテクじゃなくて、全身で気合を入れて演奏しないとカッコよくないないと思うんです。それに、ドラマーさんなんてもっと大変なことになっているんだから(笑)。全力でやるのに、手加減も手抜きもできないと思うんですよね。

昔って結構、自分に対する厳しさを同じぐらい人に対しても求めてしまうことが多かったんですけどね。
スタジオで確認とかしている人を見ると「家でちゃんと練習してくれば?」とか言っちゃうこともあったんですけど。
でも「そういう風に言われちゃうと楽しくなくなっちゃうし、楽しくなくなったらやらなくなっちゃうだろ?」って師匠に言われたんですよね。
それで、「やっぱり音楽だからみんなで楽しまなくちゃ」って思えるようになったんです。

師匠は、技術面だけではなくて人間性の部分を育ててくれたなあって思います。


○おっさんライブに向けて

最近夜通し遊ぶのがいよいよキツくなってきて、自分もおっさんだなあと思うことが多くなってきましたね。
生活も変化していきますし、普通の会社員として、やらなきゃいけないこととか責任もそれなりに多くなってきています。
でも、音楽はずーっと続けていきたいと思ってます。
「こうしたい」とか「こうあるべき」とかじゃなくて、その時その時で「俺が弾きたい曲を弾く」っていうことをずっと楽しんでいきたいですね。

だからおっさんライブも「誰よりも自分が楽しむ」っていうのが第一の目標です。
「いいだろ~、楽しそうだろ~」って感じで(笑)。
それを見て「俺もやりたい!」とか思ってくれたら本当に嬉しいと思いますね。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ossan is alive運営さん

Author:ossan is alive運営さん
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。